大野台地ってどんなとこ?

地理

安田町・田野町にまたがる大野台地は、地殻変動によってできた海岸段丘で、階段状の土地を有しているのが特徴です。北側には、集落があり、南側の段々畑では作物が育てられています。

台地からは、眼下には田野町の町並みが、天気がよければ東は室戸岬、西は足摺岬までもが臨めます。また、東の山から昇る太陽、海に沈む夕日が眺められ、特に冬場は、太陽がダルマのような形に見える珍しい現象「だるま夕陽」も見られるなど、自然の素晴らしさを体感できる場所です。


大野台地の全景


台地から眺める海

歴史

田野町史に大野台地が登場するのは、戦国時代(16世紀)初期。大野豊前守が城を構えていたと伝わり、大野城址が今も残っています。

また、暮らしは、水と深い関係があり、川がないため、集落の各地に、地下水を汲むための井戸が作られ、住民が共同で使っていました。水が少ないため、台地で収穫できる作物はサツマイモやジャガイモ、ダイコンといった畑のものが中心。

そんな暮らしを豊かにしたのが昭和45年頃に行われた土地改良事業で、奈半利川の水を汲み上げるパイプラインが作られました。これにより、ナスなどの施設園芸と稲作ができるようになり、農業が盛んに行われるようになりました。


地区内に点在する井戸

暮らしと人

大野台地には、現在、約70世帯、200人が住んでいます。農家が専業と兼業を合わせると、全世帯の約8割を占めており、農業が台地の産業と言えます。太平洋を望む広大な土地で、米、ナス、オクラ、ジャガイモなどが栽培され、県内外に出荷されています。

また、畜産業を営む家が4件あり、2件で土佐あかうしが、2件で乳牛が育てられています。


ジャガイモの収穫


土佐あかうしの牛舎